特に理由は無いんですが今回もRadioheadネタでw
結構久しぶりにこのアルバムを聴いたんですが、やっぱり名盤といわれるだけの完成度がありますね
ただ、僕はこのアルバムが出た当時はまだ小学生だったのでリアルタイムでどう受け止められていたのかがよくわからないんですが、リリース時から今のような賛辞を受けていたんでしょうか?
Pablo Honey
、というかCreepでダメ男の悲哀を歌ってウケた出自を考えると、それまで漂っていたある種の日常性を犠牲にしてプログレ〜ポストロック的音像を強めた音には少なからずとまどった人もいたんじゃないかなんて勝手に想像してしまうんですが
まあしかし今はもうロックを聴く上で避けて通れないアルバムの一つとされていますよね
確かに今聴くとここがターニングポイントというか、むしろRadiohead自身を含めロック全体がいまだにこのアルバムの影響下、というより呪縛から逃れられていない、そんな表現をしたくなるほど強烈な影響を与えたアルバムでしょう
もちろんこのアルバムだけでロックを変えたというわけでなく、Massive AttackなどのトリップホップやAphex Twinに代表されるエレクトロニカ、そしてThe ProdigyやThe Chemical Brothersなどのよりロックと接近したダンスアクトが続々出現し、ブリットポップが終焉の香りを漂わせていた当時を考えるとこのOK Computerにおけるエレクトロニクスの導入、そして唐突な変貌と言われた次作のKID A
さえもある種必然の流れだったと言えるのかもしれませんが
The BeatlesのRevolver
なんかと同じで、誰かがやっていたかもしれない背景はあったけれど、そこに上手く飛び込んだことで時代の流れを作ったアルバムである事は間違いないと思います
ビートルズが60年代という時代の混乱を象徴した存在であるように、レディオヘッドも90年代の世紀末的な終末感を象徴した存在だったのでしょう
1.Airbag
Red
期のKing CrimsonのようなJohnny Greenwoodによるヘヴィなギターリフに、人力トリップホップとも言えそうな冷たく固いPhil Selwayのドラムが絡むまさに90年代のプログレ的な曲
リヴァーブのかかり具合なんかはやはりシューゲイザ〜グランジからの影響なんでしょうが、これまでの音から一歩進んでその影響を完全に自分たちの音へと昇華しています
2.Paranoid Android
このアルバムを、というより90年代のロックを代表する名曲ですよね
ビートルズのHappiness Is A Warm Gunにヒントを得て、小曲を繋げて一曲にするというスタイルを取っていますが、この曲の凄い所は、ルーツが見えつつも決して物まねに終っていないというところでしょう
ビートルズ以外にも、後半のダークなゴスペル風のパートなどDJ Shadowからの影響があるんでしょうが、全体としては間違いなくレディオヘッド以外の何者でもない世界が作り上げられています
3.Subterranean Homesick Alien
Bob DylanのSubterranean Homesick Bluesのパロディ的なタイトル、しかしサウンドはディランとはまるで遠い音になっています
全体を支配する空間的なギターはU2やEcho And The Bunnymenを思わせるものがありますが、より現代的な質感に仕上げてあり、Coldplayなど一時期流行った叙情派ロックのひな形と言ってもいいのでは
この辺はプロデューサーのNigel Godrichの手腕もかなり大きいでしょうね
4.Exit Music(For A Film)
Baz Luhrmann監督、Leonardo DiCaprio主演の映画Romeo + Juliet
のサウンドトラックに提供した曲
悲恋をテーマにした映画からの影響もあってか重苦しくも切ないフォーキーなバラードです
5.Let Down
これまでの2作が好きだった人にも聴きやすいであろうシンプルなギターロック
The Smithsやエコバニなど80年代な香りもあります
これもまた叙情派ロックのひな形の一つと言える曲でしょうか
6.Karma Police
このアルバム、というかレディオヘッドの曲というのはまずその音作りが強烈なインパクトを与えるものが多いと思いますが、この曲に関してはたとえギターやピアノだけの弾き語りの形で発表されていたとしても間違いなく名曲として語り継がれていたと思います
とにかく単純にコード進行とメロディが神懸かりとしか言えないような完成度で、手癖から脱却しようとしたであろう今までにあまり無いパターンの進行なのに不自然さをまったく感じさせない点も凄い!
Sgt. Pepper〜Magical Mystery TourあたりのJohn Lennonさえ彷彿とさせるものがあります
7.Fitter Happier
パソコンで作った機械的な声で、"世間に適応した幸せで健康的な生活"のあり方が淡々と語られるだけのトラック
David BowieやMorrisseyから受け継がれて来た英国ロッカー特有のアイロニーが大爆発、といった所でしょうかw
しかし最近の日本はこれが皮肉だと受け止められる人が少なくなってきているような気がしてなんだか薄ら寒い気分にもなります…
8.Electioneering
突き刺すような鋭利なリフによる90年代型ハードロック
これまた英国的なアイロニーで選挙運動中の政治家を歌う歌詞も強烈で、とにかく振り切れてロックンロールしてますw
9.Climbing Up The Walls
重苦しい閉塞感が漂うスローナンバー
David BowieのHeroes
やU2のAchtung Baby
など、Brian Enoが絡んだアルバムの雰囲気を思わせるものがあります
というかこのアルバム全体において、空間的な音処理など少なからずイーノを参考にしているんじゃないでしょうか
10.No Surprises
実はこの曲、最初に聴いた時はただの地味なバラードにしか思えず、アルバム中でこの曲だけ邪魔じゃないかとさえ思っていた時期があったのですが、ある日突然好きになりましたねw
今では逆にアルバム中一番好きな曲かもしれませんw
冷えたギターのアルペジオと浮遊感のあるThom Yorkeのヴォーカルが心地よい孤独感を感じさせます
Lou ReedのPerfect Dayとも共通する突き抜けた絶望感とも言えそうな
11.Lucky
トムが常にフェイバリットに挙げるR.E.M.からの影響を強く感じる曲です
もちろんジョニーのギターやフィルのドラムはR.E.M.の演奏とは全く違う色合いなわけですが、アコギ一本で演奏したりしたらR.E.M.の曲と区別がつかなくなるのではw
12.The Tourist
このアルバムの頃のレディオヘッドを指して、90年代のPink Floydだとする表現をよく目にしますが、個人的にはいまいちしっくりこないんですよね
70'sプログレバンドの中なら、クリムゾンの方がジョニーとRobert Frippに共通項を見いだせて近いような気もしますし
ただこの曲に関しては明らかにMeddle〜Wish You Were Here頃のフロイドを思わせるものがあります
Paranoid Android(Live@Later!)
Karma Police(David Letterman Show)
結構久しぶりにこのアルバムを聴いたんですが、やっぱり名盤といわれるだけの完成度がありますね
ただ、僕はこのアルバムが出た当時はまだ小学生だったのでリアルタイムでどう受け止められていたのかがよくわからないんですが、リリース時から今のような賛辞を受けていたんでしょうか?
Pablo Honey
まあしかし今はもうロックを聴く上で避けて通れないアルバムの一つとされていますよね
確かに今聴くとここがターニングポイントというか、むしろRadiohead自身を含めロック全体がいまだにこのアルバムの影響下、というより呪縛から逃れられていない、そんな表現をしたくなるほど強烈な影響を与えたアルバムでしょう
もちろんこのアルバムだけでロックを変えたというわけでなく、Massive AttackなどのトリップホップやAphex Twinに代表されるエレクトロニカ、そしてThe ProdigyやThe Chemical Brothersなどのよりロックと接近したダンスアクトが続々出現し、ブリットポップが終焉の香りを漂わせていた当時を考えるとこのOK Computerにおけるエレクトロニクスの導入、そして唐突な変貌と言われた次作のKID A
The BeatlesのRevolver
ビートルズが60年代という時代の混乱を象徴した存在であるように、レディオヘッドも90年代の世紀末的な終末感を象徴した存在だったのでしょう
1.Airbag
Red
リヴァーブのかかり具合なんかはやはりシューゲイザ〜グランジからの影響なんでしょうが、これまでの音から一歩進んでその影響を完全に自分たちの音へと昇華しています
2.Paranoid Android
このアルバムを、というより90年代のロックを代表する名曲ですよね
ビートルズのHappiness Is A Warm Gunにヒントを得て、小曲を繋げて一曲にするというスタイルを取っていますが、この曲の凄い所は、ルーツが見えつつも決して物まねに終っていないというところでしょう
ビートルズ以外にも、後半のダークなゴスペル風のパートなどDJ Shadowからの影響があるんでしょうが、全体としては間違いなくレディオヘッド以外の何者でもない世界が作り上げられています
3.Subterranean Homesick Alien
Bob DylanのSubterranean Homesick Bluesのパロディ的なタイトル、しかしサウンドはディランとはまるで遠い音になっています
全体を支配する空間的なギターはU2やEcho And The Bunnymenを思わせるものがありますが、より現代的な質感に仕上げてあり、Coldplayなど一時期流行った叙情派ロックのひな形と言ってもいいのでは
この辺はプロデューサーのNigel Godrichの手腕もかなり大きいでしょうね
4.Exit Music(For A Film)
Baz Luhrmann監督、Leonardo DiCaprio主演の映画Romeo + Juliet
悲恋をテーマにした映画からの影響もあってか重苦しくも切ないフォーキーなバラードです
5.Let Down
これまでの2作が好きだった人にも聴きやすいであろうシンプルなギターロック
The Smithsやエコバニなど80年代な香りもあります
これもまた叙情派ロックのひな形の一つと言える曲でしょうか
6.Karma Police
このアルバム、というかレディオヘッドの曲というのはまずその音作りが強烈なインパクトを与えるものが多いと思いますが、この曲に関してはたとえギターやピアノだけの弾き語りの形で発表されていたとしても間違いなく名曲として語り継がれていたと思います
とにかく単純にコード進行とメロディが神懸かりとしか言えないような完成度で、手癖から脱却しようとしたであろう今までにあまり無いパターンの進行なのに不自然さをまったく感じさせない点も凄い!
Sgt. Pepper〜Magical Mystery TourあたりのJohn Lennonさえ彷彿とさせるものがあります
7.Fitter Happier
パソコンで作った機械的な声で、"世間に適応した幸せで健康的な生活"のあり方が淡々と語られるだけのトラック
David BowieやMorrisseyから受け継がれて来た英国ロッカー特有のアイロニーが大爆発、といった所でしょうかw
しかし最近の日本はこれが皮肉だと受け止められる人が少なくなってきているような気がしてなんだか薄ら寒い気分にもなります…
8.Electioneering
突き刺すような鋭利なリフによる90年代型ハードロック
これまた英国的なアイロニーで選挙運動中の政治家を歌う歌詞も強烈で、とにかく振り切れてロックンロールしてますw
9.Climbing Up The Walls
重苦しい閉塞感が漂うスローナンバー
David BowieのHeroes
というかこのアルバム全体において、空間的な音処理など少なからずイーノを参考にしているんじゃないでしょうか
10.No Surprises
実はこの曲、最初に聴いた時はただの地味なバラードにしか思えず、アルバム中でこの曲だけ邪魔じゃないかとさえ思っていた時期があったのですが、ある日突然好きになりましたねw
今では逆にアルバム中一番好きな曲かもしれませんw
冷えたギターのアルペジオと浮遊感のあるThom Yorkeのヴォーカルが心地よい孤独感を感じさせます
Lou ReedのPerfect Dayとも共通する突き抜けた絶望感とも言えそうな
11.Lucky
トムが常にフェイバリットに挙げるR.E.M.からの影響を強く感じる曲です
もちろんジョニーのギターやフィルのドラムはR.E.M.の演奏とは全く違う色合いなわけですが、アコギ一本で演奏したりしたらR.E.M.の曲と区別がつかなくなるのではw
12.The Tourist
このアルバムの頃のレディオヘッドを指して、90年代のPink Floydだとする表現をよく目にしますが、個人的にはいまいちしっくりこないんですよね
70'sプログレバンドの中なら、クリムゾンの方がジョニーとRobert Frippに共通項を見いだせて近いような気もしますし
ただこの曲に関しては明らかにMeddle〜Wish You Were Here頃のフロイドを思わせるものがあります
Paranoid Android(Live@Later!)
Karma Police(David Letterman Show)


