電子音ブームが自分の中で未だに継続中な今日この頃
といってもやっぱり基本的に自分の持ってるCDはいわゆるロックに括られるものが多いので、テクノ、エレクトロニカなんかに括られるアルバムにしても、ロック方面に影響を与えた/交流があるアーティストが殆どなんですが
90年代でロックにも大きな影響を与えた電子音楽のアルバムといえば、恐らくこのRichard D. James Album
が筆頭に上がるでしょう
このアルバムがリリースされた96年といえば、The Chemical Brothersがデビューした翌年で、UnderworldがSecond Toghest In The Infants (弐番目のタフガキ)
をリリースした年ですね
つまりロックとダンスミュージックのクロスオーバーが加速していた時期で、そういう流れの一派とも捕らえる事もできそうなんですが、上記したようないわゆるビッグビートのアーティスト達がどちらかというと"ロックに影響を受けたテクノ"であったのに対し、Aphex Twinはむしろロックに遠い所からホームリスニングに対応したダンスミュージックを作り上げた事でロックに影響を与えた存在なのでは?
ロック畑からこのアルバムに対して素早く反応したのはNine Inch NailsやDavid Bowieあたりでしょうが、それ以上にRadioheadがKid A
を、BjorkがVespertine
をリリースした00〜01年あたりがこのアルバムの影響が花開いた時期でしょうか
まあKid Aに関してはこのアルバムの影響というより、同時期のAuthechreやSquarepusherからの影響の方が大きいような気もするんですが、その頃のロックシーンの動きから90年代中盤の電子音楽により注目が集まり、その中でロックファンからも一際大きな再評価を受けたのがこのアルバムである事は間違いないでしょう
音作りの過激さ/前衛性もさることながら、殆どが電子音で奏でられているにも関わらずどこか叙情性を感じさせるところがロックファンにも支持される理由なんだと思います
1.4
攻撃的なビートに乗ったノスタルジックで美しいメロディが印象的
ストリングスがセンターに纏められているんじゃなく、左右のチャンネルに振り分けられているのは実はこの音作りの上で凄く大きなポイントなんじゃないでしょうか
2.Cornish Acid
曲名はAphex Twin=Richard D. Jamesが生まれ育った地、コーンウォールにちなんだものでしょう
10代の頃からDJをしていたリチャードにとってはこういう音がある種の郷愁を感じさせるものなのかもしれませんね
太く騒々しいリズムとアンビエント風なシンセのアンバランスさが何とも言えない魅力を醸し出しています
3.Peek 824545201
ドリルンベースという言葉は、真偽は不明ながらLTJ Bukemというイギリスの音楽プロデューサーが自らの音楽をそう称した事で広まった言葉と言われているようですが、その言葉はこの曲の為に作られたんじゃないかと思ってしまうほどw
本当にエグられてしまいそうなほどに強烈でノイジーなリズムトラックが重く響いて来ます
4.Fingerbib
イントロはKraftwerkかと思ってしまいそうなほどオーソドックスなテクノですが、少しずつ細かいノイズが姿を現して毒気を増していく展開に引き込まれる名曲
それでもいわゆるドリルンベース的なリズムは見られないものの、十分にエイフェックスの特質が現れた重要な曲でしょう
5.Corn Mouth
今度は一転して頭からいかにもなドリルンベースが響いて来ます
後半のノイズの入れ方なんかはかなりロック的ですね
6.To Cure A Weakling Child
「体の弱い子供を癒す」て、そんな邪悪なジャケで言われても…ってツッコミは置いといてw
舌足らずな子供のささやきにまたしても攻撃的なリズムが絡んでくる前衛的なトラックですが、中盤の過激なリズムトラックのみのパートであってもどこか優しさを感じさせるのは実はリチャードの人柄が成せる業なのでは!?
変人として名高い(?)リチャードですが、この曲を聴くたびに実はすげーいい人なんじゃないかと思ってしまうw
7.Goon Gumpas
まるでディズニー映画のサントラのような美しいメロディのドラムレストラック
ここで聴けるメロディメーカーとしての資質はAphex Twin名義での次作、Drukqs
でよりフィーチャーされる事になります
8.Yellow Calx
これもまた過激なリズムに優しいウワモノが乗っかったトラックです
ヴェスパタイン以降のビョークを思わせるものがありますね
9.Girl/Boy Song
メロディの美しさにおいても、リズムの過激さにおいてもアルバム中でベストといえる出来でしょう
エイフェックスの代表曲とされる事も多いですが、そんな評価にも納得、個人的にも一番のお気に入り曲です
10.Logon Rock Witch
The BeatlesのWild Honey Pieなんかも思わせるおもちゃっぽいリズムといい、パイプオルガンの音色といい、タイトルが示すように子供向けファンタジーの魔女が出て来そうな雰囲気がありますね
これ以降はUS盤や日本盤に納められているボーナストラックになります
リチャードのヴォーカルが聴けるMilkmanなどボートラにもいろいろと面白いトラックがあるので、これから購入しようかなと思っている方にはそちらをおすすめします
Girl/Boy Song
4
といってもやっぱり基本的に自分の持ってるCDはいわゆるロックに括られるものが多いので、テクノ、エレクトロニカなんかに括られるアルバムにしても、ロック方面に影響を与えた/交流があるアーティストが殆どなんですが
90年代でロックにも大きな影響を与えた電子音楽のアルバムといえば、恐らくこのRichard D. James Album
このアルバムがリリースされた96年といえば、The Chemical Brothersがデビューした翌年で、UnderworldがSecond Toghest In The Infants (弐番目のタフガキ)
つまりロックとダンスミュージックのクロスオーバーが加速していた時期で、そういう流れの一派とも捕らえる事もできそうなんですが、上記したようないわゆるビッグビートのアーティスト達がどちらかというと"ロックに影響を受けたテクノ"であったのに対し、Aphex Twinはむしろロックに遠い所からホームリスニングに対応したダンスミュージックを作り上げた事でロックに影響を与えた存在なのでは?
ロック畑からこのアルバムに対して素早く反応したのはNine Inch NailsやDavid Bowieあたりでしょうが、それ以上にRadioheadがKid A
まあKid Aに関してはこのアルバムの影響というより、同時期のAuthechreやSquarepusherからの影響の方が大きいような気もするんですが、その頃のロックシーンの動きから90年代中盤の電子音楽により注目が集まり、その中でロックファンからも一際大きな再評価を受けたのがこのアルバムである事は間違いないでしょう
音作りの過激さ/前衛性もさることながら、殆どが電子音で奏でられているにも関わらずどこか叙情性を感じさせるところがロックファンにも支持される理由なんだと思います
1.4
攻撃的なビートに乗ったノスタルジックで美しいメロディが印象的
ストリングスがセンターに纏められているんじゃなく、左右のチャンネルに振り分けられているのは実はこの音作りの上で凄く大きなポイントなんじゃないでしょうか
2.Cornish Acid
曲名はAphex Twin=Richard D. Jamesが生まれ育った地、コーンウォールにちなんだものでしょう
10代の頃からDJをしていたリチャードにとってはこういう音がある種の郷愁を感じさせるものなのかもしれませんね
太く騒々しいリズムとアンビエント風なシンセのアンバランスさが何とも言えない魅力を醸し出しています
3.Peek 824545201
ドリルンベースという言葉は、真偽は不明ながらLTJ Bukemというイギリスの音楽プロデューサーが自らの音楽をそう称した事で広まった言葉と言われているようですが、その言葉はこの曲の為に作られたんじゃないかと思ってしまうほどw
本当にエグられてしまいそうなほどに強烈でノイジーなリズムトラックが重く響いて来ます
4.Fingerbib
イントロはKraftwerkかと思ってしまいそうなほどオーソドックスなテクノですが、少しずつ細かいノイズが姿を現して毒気を増していく展開に引き込まれる名曲
それでもいわゆるドリルンベース的なリズムは見られないものの、十分にエイフェックスの特質が現れた重要な曲でしょう
5.Corn Mouth
今度は一転して頭からいかにもなドリルンベースが響いて来ます
後半のノイズの入れ方なんかはかなりロック的ですね
6.To Cure A Weakling Child
「体の弱い子供を癒す」て、そんな邪悪なジャケで言われても…ってツッコミは置いといてw
舌足らずな子供のささやきにまたしても攻撃的なリズムが絡んでくる前衛的なトラックですが、中盤の過激なリズムトラックのみのパートであってもどこか優しさを感じさせるのは実はリチャードの人柄が成せる業なのでは!?
変人として名高い(?)リチャードですが、この曲を聴くたびに実はすげーいい人なんじゃないかと思ってしまうw
7.Goon Gumpas
まるでディズニー映画のサントラのような美しいメロディのドラムレストラック
ここで聴けるメロディメーカーとしての資質はAphex Twin名義での次作、Drukqs
8.Yellow Calx
これもまた過激なリズムに優しいウワモノが乗っかったトラックです
ヴェスパタイン以降のビョークを思わせるものがありますね
9.Girl/Boy Song
メロディの美しさにおいても、リズムの過激さにおいてもアルバム中でベストといえる出来でしょう
エイフェックスの代表曲とされる事も多いですが、そんな評価にも納得、個人的にも一番のお気に入り曲です
10.Logon Rock Witch
The BeatlesのWild Honey Pieなんかも思わせるおもちゃっぽいリズムといい、パイプオルガンの音色といい、タイトルが示すように子供向けファンタジーの魔女が出て来そうな雰囲気がありますね
これ以降はUS盤や日本盤に納められているボーナストラックになります
リチャードのヴォーカルが聴けるMilkmanなどボートラにもいろいろと面白いトラックがあるので、これから購入しようかなと思っている方にはそちらをおすすめします
Girl/Boy Song
4


