Bobby Caldwell/What You Won't Do For Love (イヴニング・スキャンダル)(1978)


ヒップホップやクラブミュージック好きにも人気の高いAOR/ブルーアイドソウルの金字塔

ヒップホップやクラブミュージック好きにも人気の高いAOR/ブルーアイドソウルの金字塔
普段このブログで取り上げるネタってわりと硬派(?)なロックに寄りがちなんですが、実は70年代後半のAORやディスコ系も結構好きでして
特に夏になると無性にAORが聴きたくなりますね
"なんとなくクリスタル"世代みたいな発想ですけど一応管理人は現役大学生ですw
なんとなくクリスタル、なんてのを知ってるって時点でどうなのよって感じですがw
という事で今日取り上げるのはBobby CaldwellのデビューアルバムWhat You Won't Do for Love
イヴニング・スキャンダルとかいう謎な邦題もついております
AORなんて聞くと、80年代の産業ロックを思い浮かべて拒否反応がでちゃうって人も少なくないと思いますし、確かにいわゆるAORに括られる音楽で、当時の日本でも"大学生のお洒落アイテム"てなノリでヒットしたアルバムの中には既に時代の流れで古びてしまい、今じゃとても真顔で聴けないようなものも少なくないでしょう
でもこのアルバムはタイトル曲が2PacのDo For Loveにサンプリングされていたり、Goldieにカバーされていたりなど90年代のクラブミュージック方面からの評価も高く、太いヴォーカルや白すぎない絶妙なサウンドメイクでオールドソウル好きにも評判が良かったり、と、時代を越えて受け入れられる魅力があると思います
AORと言えば日本のいわゆるシティポップ(これももう死語ですかね)を連想する人も多いでしょうし、このアルバムも本国アメリカ以上に日本で人気がある事でも知られているので、その辺への影響にも触れておきたいとこなんですが、
リアルタイムでシティポップとして括られたアーティスト、例えばRCA時代の山下達郎や角松敏生なんかの70〜80年代のアルバムを聴いてもあんまり露骨にコールドウェルからの影響を感じさせる曲って無いんですよね
アーティストとしてシティポップの枠に含められる事は少ないですが、サザンオールスターズのステレオ太陽族
にそんな曲がちらほら見られるくらいでしょうか
邦楽界に与えた影響で言えば、リアルタイムで聴いて来たであろうシティポップのアーティスト達よりむしろ、それらのアーティストから更に影響を受けて来た渋谷系世代のオリジナルラヴやフリッパーズギターなんかの方がコールドウェルを熱心に聴いていたんじゃないかって気がしますね
そういう意味では最近だと口ロロ(クチロロ)なんかから遡って渋谷系を聴いているような方にもオススメなアルバムです
1.Special To Me
ストリングスのフレーズが涼やかで軽快なリズムもなかなか心地よい曲なんですが、いかにもなAORでアルバム中最も時代を感じてしまう曲かも知れません
ちなみにこの曲は日本でのみシングルカットされたようで、松田聖子なんかもカバーしていたらしいです
2.My Flame
カリンバの音色が印象的なメロウソウル
リズムの感触やギターの使い方なんかは当時のCurtis Mayfieldを連想させる所もあるんですが、カリンバを入れてる辺りはきっとEarth, Wind & Fireからの影響でしょうね
この曲に限らず、コールドウェルの書くメロディには全体的にEW&Fからの影響がかなり見られる気がします
3.Love Won't Wait
ストリングスのフレーズも反復するドラムも、いかにもなディスコを演出しています
最近だとR. Kellyがときどきこんな感じの曲をやったりしてるので、時代がかった音の割には今時のR&Bファンでも受け入れやすいんじゃないでしょうか
4.Can't Say Goodbye
Stevie Wonderを模したようなコールドウェルの力強いヴォーカルが印象的
でも曲自体はやっぱりEW&F的ですね
5.Come To Me
日本では89年にタバコのPARLIAMENTのCMに使われて特に人気の高いバラードですが、悪くはないものの正直特筆すべき曲でも無いんじゃないかと個人的には思っています
ただそのCMがいかにもバブル期の日本というか、今のいわゆるセレブなんかとも違うダンディズムを漂わせた高級感(を演出してみました感w)が溢れていて、当時の記憶なんか無い僕でも、妙な懐かしさとともにこっ恥ずかしさがこみ上げて来ますw
6.What You Won't Do For Love (風のシルエット)
来ました代表曲
上記したように海外でもヒップホップやクラブミュージックのアーティストからの人気が高い曲で、日本でも90年代に渋谷系〜フリーソウルの流れから高い再評価を受けました
気怠くセクシーなホーンのリフとエレピの音色はやっぱりエヴァーグリーンたる風格を漂わせています
7.Kalimba Song
タイトルからしてEW&FのKalimba Storyへのオマージュでしょうし、曲自体もそれっぽいですね
1:19と尺の短い小品ながらコールドウェルのファンク的側面をアピールした見過ごせない曲です
8.Take Me Back To Then
シンプルなミディアムバラッド、と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、こういう曲にも黒っぽさがにじみ出てる辺りがコールドウェルが他の白人AOR勢と一線を画す辺りなんじゃないでしょうか
コールドウェルのヴォーカルを最も堪能できるのもこの曲だと思います
9.Down For The Third Time
ディスコのクロージングナンバー、といった雰囲気の最終曲
フュージョンチックなギターソロやとベースのチョッパーの入れ方なんかはもう時代を感じてしまってちょっと恥ずかしくなるほどなんですが、これはこれでなかなかオツなものかもw
What You Won't Do For Love (Music Video)
PARLIAMENT Japanese Ads
Come To Meが使われているのは2:30秒からですが、他のCMも全部100万ドルの夜景にオサレでオトナなBGMを乗っけてみましたって感じで今見ると大変恥ずかしくなりますw
特に夏になると無性にAORが聴きたくなりますね
"なんとなくクリスタル"世代みたいな発想ですけど一応管理人は現役大学生ですw
なんとなくクリスタル、なんてのを知ってるって時点でどうなのよって感じですがw
という事で今日取り上げるのはBobby CaldwellのデビューアルバムWhat You Won't Do for Love
イヴニング・スキャンダルとかいう謎な邦題もついております
AORなんて聞くと、80年代の産業ロックを思い浮かべて拒否反応がでちゃうって人も少なくないと思いますし、確かにいわゆるAORに括られる音楽で、当時の日本でも"大学生のお洒落アイテム"てなノリでヒットしたアルバムの中には既に時代の流れで古びてしまい、今じゃとても真顔で聴けないようなものも少なくないでしょう
でもこのアルバムはタイトル曲が2PacのDo For Loveにサンプリングされていたり、Goldieにカバーされていたりなど90年代のクラブミュージック方面からの評価も高く、太いヴォーカルや白すぎない絶妙なサウンドメイクでオールドソウル好きにも評判が良かったり、と、時代を越えて受け入れられる魅力があると思います
AORと言えば日本のいわゆるシティポップ(これももう死語ですかね)を連想する人も多いでしょうし、このアルバムも本国アメリカ以上に日本で人気がある事でも知られているので、その辺への影響にも触れておきたいとこなんですが、
リアルタイムでシティポップとして括られたアーティスト、例えばRCA時代の山下達郎や角松敏生なんかの70〜80年代のアルバムを聴いてもあんまり露骨にコールドウェルからの影響を感じさせる曲って無いんですよね
アーティストとしてシティポップの枠に含められる事は少ないですが、サザンオールスターズのステレオ太陽族
邦楽界に与えた影響で言えば、リアルタイムで聴いて来たであろうシティポップのアーティスト達よりむしろ、それらのアーティストから更に影響を受けて来た渋谷系世代のオリジナルラヴやフリッパーズギターなんかの方がコールドウェルを熱心に聴いていたんじゃないかって気がしますね
そういう意味では最近だと口ロロ(クチロロ)なんかから遡って渋谷系を聴いているような方にもオススメなアルバムです
1.Special To Me
ストリングスのフレーズが涼やかで軽快なリズムもなかなか心地よい曲なんですが、いかにもなAORでアルバム中最も時代を感じてしまう曲かも知れません
ちなみにこの曲は日本でのみシングルカットされたようで、松田聖子なんかもカバーしていたらしいです
2.My Flame
カリンバの音色が印象的なメロウソウル
リズムの感触やギターの使い方なんかは当時のCurtis Mayfieldを連想させる所もあるんですが、カリンバを入れてる辺りはきっとEarth, Wind & Fireからの影響でしょうね
この曲に限らず、コールドウェルの書くメロディには全体的にEW&Fからの影響がかなり見られる気がします
3.Love Won't Wait
ストリングスのフレーズも反復するドラムも、いかにもなディスコを演出しています
最近だとR. Kellyがときどきこんな感じの曲をやったりしてるので、時代がかった音の割には今時のR&Bファンでも受け入れやすいんじゃないでしょうか
4.Can't Say Goodbye
Stevie Wonderを模したようなコールドウェルの力強いヴォーカルが印象的
でも曲自体はやっぱりEW&F的ですね
5.Come To Me
日本では89年にタバコのPARLIAMENTのCMに使われて特に人気の高いバラードですが、悪くはないものの正直特筆すべき曲でも無いんじゃないかと個人的には思っています
ただそのCMがいかにもバブル期の日本というか、今のいわゆるセレブなんかとも違うダンディズムを漂わせた高級感(を演出してみました感w)が溢れていて、当時の記憶なんか無い僕でも、妙な懐かしさとともにこっ恥ずかしさがこみ上げて来ますw
6.What You Won't Do For Love (風のシルエット)
来ました代表曲
上記したように海外でもヒップホップやクラブミュージックのアーティストからの人気が高い曲で、日本でも90年代に渋谷系〜フリーソウルの流れから高い再評価を受けました
気怠くセクシーなホーンのリフとエレピの音色はやっぱりエヴァーグリーンたる風格を漂わせています
7.Kalimba Song
タイトルからしてEW&FのKalimba Storyへのオマージュでしょうし、曲自体もそれっぽいですね
1:19と尺の短い小品ながらコールドウェルのファンク的側面をアピールした見過ごせない曲です
8.Take Me Back To Then
シンプルなミディアムバラッド、と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、こういう曲にも黒っぽさがにじみ出てる辺りがコールドウェルが他の白人AOR勢と一線を画す辺りなんじゃないでしょうか
コールドウェルのヴォーカルを最も堪能できるのもこの曲だと思います
9.Down For The Third Time
ディスコのクロージングナンバー、といった雰囲気の最終曲
フュージョンチックなギターソロやとベースのチョッパーの入れ方なんかはもう時代を感じてしまってちょっと恥ずかしくなるほどなんですが、これはこれでなかなかオツなものかもw
What You Won't Do For Love (Music Video)
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Come To Meが使われているのは2:30秒からですが、他のCMも全部100万ドルの夜景にオサレでオトナなBGMを乗っけてみましたって感じで今見ると大変恥ずかしくなりますw

